CLベストゲーム:2002−2003 ユベントスVSレアル(2レグ)

Last Updated on 2023年12月21日 by ピントゥリッキオ

multicolored soccer ball on green field
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今回のブログでは筆者の心に残っているUEFAチャンピオンズリーグのベストバウトについて記載していきます!

なおチャンピオンズリーグの歴代優勝チーム・決勝カードや歴代得点王については以下のブログにて記載してますので是非ご覧ください(^^)

チャンピオンズリーグ歴代優勝チーム・決勝カードまとめ

チャンピオンズリーグ歴代得点ランキングまとめ

UEFAチャンピオンズリーグとは?

UEFAチャンピオンズリーグ(UCL、英: UEFA Champions League)は、欧州サッカー連盟の主催で9月から翌年5月に行われる、クラブチームによるサッカーの大陸選手権大会です。すなわちヨーロッパで一番強いサッカーチームを決める大会です。

1955年にUEFAチャンピオンズカップとして始まりまして、1992年にUEFAチャンピオンズリーグに名称が変更されました。

ベストバウト〜2002−2003 ユベントスVSレアルマドリード(2ndレグ)

筆者がデル・ピエロ信者ということも影響しているためユベントスの試合を最初に挙げさせてもらいました(^^)

最初に結果を振り返ります。

★試合結果★

《2002−2003CL準決勝 1stレグ》2003/5/7

  スコア:レアル−ユベントス 2−1

  得点:(レアル)ロナウド、ロベカル (ユベントス)トレゼゲ

《2002−2003CL準決勝 2ndレグ》2003/5/15

  スコア:ユベントス−レアル 3−1

  得点:(ユベントス)トレゼゲ、デル・ピエロ、ネドベド (レアル)ジダン

上記のように2戦合計スコア4−3で見事ユベントスが決勝進出を果たしましたね!

それでは2ndレグの試合内容について振り返ります。

1stレグでアウェイで敗退していたユベントスは、2ndでは勝利が絶対条件でした。

レアルは1stレグで欠場したラウールが復帰しましたが、中盤のダイナモのマケレレが怪我で欠場と、結果的に大きな痛手に。。

一方、ユベントスはフェラーラ以外はほぼベストメンバーといった陣容でした。

試合の序盤はやや慎重な入りとなりましたが、前半12分にネドベドのクロスをデルピエロがペナルティエリア内のゴールライン際で頭で落としトレゼゲが「ここしかない」場所にボレーを叩き込みユベントスが先制しました!当時のユベントスの攻撃の要3人が絡んだ非常に綺麗な崩しの見事な先制点でした。
その後レアルに決定機。グティがPA内でシュートを放ちますがブッフォンがセーブ。今度はユベントスのトレゼゲのゴール前のシュートをカシージャスがスーパーセーブ。互いにビックチャンスを作りながら迎えた、前半終了間際、クリアボールが左サイドに貼っていたデルピエロの元に。デル・ピエロはペナルティエリアに侵入しましたが目の前にはエルゲラとサルガド2枚のDFが。これを2回の華麗な切り返しによりシュートコースを作りニアサイドへシュートし見事なゴールが決まりました! いわゆる「デル・ピエロゾーン」だったためキーパーのカシージャスもファーへ巻くシュートを想定していたのかあまり反応はできず。ゴラッソが決まり2−0になりました。
当時「銀河系軍団」と言われていたレアルマドリードもこのままでは終われません。その後攻勢に転じ、後半16分にPKを獲得。これを決めれば1stレグ含め全くの振り出しに戻ります。しかし、フィーゴのPKはブッフォンがスーパーセーブ。その勢いのままユベントスは後半28分に、ネドベドがパスに抜けそのままゴール。レアルはPKを外したあとの失点。 試合が決定付いた瞬間です。
その後レアルはジダンが後半終了間際にゴールを決めて、アウェイゴール考えるとあと1点で決勝進出でしたが、ゴールが遠く3−1でユベントスがCL決勝に進出することが決まりました!

ベストバウトな理由

まず当時銀河系軍団と言われたレアルに対し完璧な戦術と個の力で鑑賞したユベントスの凄さが際立ちました。

またデル・ピエロの左サイドからの芸術的なゴールはまさに「ピントゥリッキオ」。 どんな名画でも表せられない芸術作品でした。

そして結果的に2003バロンドールを受賞するパベル・ネドベド。このシーズンは相当調子がよくセリエAのガゼッタ紙の採点でも平均である6点以下の評価の試合はたった1試合しかなくまさにバロンドールにふさわしい活躍を続けていました。

そんなネドベドが試合終盤に不用意なファールでイエローをもらい決勝は出場停止に。その後決勝ではスコアレスのPK戦でミランに敗れタイトル獲得できませんでしたが、ネドベドがいれば間違いなく違う結果になっていたことでしょう。

準決勝終了後に、決勝進出を喜ぶチームメイトを横に、ディ・バイオの肩を借りて涙するネドベドの姿が忘れられません。

以上からベストバウトのひとつに選ばせてもらいました!

余談・雑談

今では信じられないですが、当時は民放で生放送でCLを放送していました。それも決勝だけではなくグループステージ等も含めたくさんの試合を放送してたので夜ふかしして絶叫する楽しい日々でした。

実況の金田さんがクライファートを「クライフェルト」というところが好きでした笑

また加藤浩二も番組によくでてましたね!

その他マンデーフットボール、スーパーサッカー、やべっちFCと民放のサッカー番組もたくさんあり楽しい時代でしたね!

逆にいうと今はネット配信やユーチューブも見れるので情報量としては今の方が恵まれているかもしれませんが、あの番組を楽しみにしていたワクワク感をまた味わいたいものです。。

また当時はレアルが銀河系軍団と言われ世界最強チームと謳われていましたが、世界最高リーグまだセリエAでした。この年のもうひとつの準決勝のカードもミラノ・ダービーでした。こちらもかなり暑い試合でしたので、またベストバウト書きます笑

そんなこんなで時代の移り変わりを感じますが、サッカー愛は一切変わらないことを幸せに思います(^^)

これからもブログ更新していきますのでお付き合いおねがいします!


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