超初心者エクセル講座【COUNTA・COUNTIF関数：値の数を数える関数】

Last Updated on 2023年11月21日 by ピントゥリッキオ

このブログでは超初心者向けに、エクセルの使い方や関数などについて解説していきます。

「エクセルでは文字打ちしかできない。。」「エクセルの計算式が使えない！」といった方でもわかりやすく学んでいただけることを心がけておりますので是非確認してみてください！

１　COUNTA関数、COUNTIF関数とは？

エクセルでリストなどを作成している際に、一定の条件に該当するデータの数を数えたいけど量が膨大で数えるのが大変、、、といった経験はないでしょうか？

例えば、イベントの出欠リストから、イベントに参加した人の人数を数えたい場合など、、、

今回はそんな問題を一瞬で解決する解説について解説します。

COUNTA関数は、指定したセルの範囲に含まれる、空白以外のセル（＝何かしらの文字や数字などの値が入っているセル）の個数を数えてくれる関数です。

COUNTIF関数は、指定したセルの範囲に含まれる、指定した条件のセルの個数を数えてくれる関数です。例えば果物販売会社の果物別売上リストのうち、りんごの売上が１位の会社は何社あるか、などを数えることができる関数です。

この関数を使うことでリストや表で自分が知りたい情報の数を数えることができる便利な関数となります。

２　COUNTA関数、COUNTIF関数の式の書き方

COUNTA関数、COUNTIF関数は、エクセルの関数の中で比較的覚えやすい式となっています。式の書き方は以下のとおりですので是非習得して日常で活用してみてください。

３　COUNTA関数の計算手順

それでは、実際にCOUNTA関数の計算をしてみましょう。

今回は以下の条件のもと関数を使用することにします。

《条件》自治会の名簿に、自治会イベントに参加した人について○が記入されている。実際にイベントに参加した人数を数えたい。

【手順１】自治会イベント参加者（○が入力されている）の人数をセルC15に表示したい。

【手順２】C１５セルに「＝COUNTA（C3:C12）」と入力

　

【手順３】式を入力後、ENTERを押すと、C15セルに数が表示されます。

以上、COUNTA関数は非常に簡単な作業となります。

上記の出欠名簿のように、○か空白かしかないリストの場合は、空白以外の個数を数えてくれるCOUNTA関数があれば十分ですね。

一方、一定の文字列等の条件を指定したい場合にはCOUNTIF関数が必要となるのでこれから説明していきます。

４　COUNTIF関数の計算手順

続いてはCOUNTIF関数について説明します。

今回は以下の条件のもと関数を使用することにします。

《条件》複数の果物販売会社の売上１位、２位、３位になった果物の種類と数を数えたい。

【手順１】

各社の果物別売上順位表がある。C19〜E21に果物別の順位獲得数を表示させたい。

【手順２】

まずはりんごは何社で1位を獲得したか確認したいので、セルC19に＝COUNTIF（C＄４：C＄１４，”りんご”）と入力

※＄は無くても大丈夫です

　＄を入力する意味についてはこちらをご覧ください。

【手順３】

次にりんごは何社で1位を獲得したか確認したいので、セルC20に＝COUNTIF（C＄４：C＄１４，”いちご”）と入力

【手順４】

同じようにセルに条件ごとの式をいれていくことで果物別の順位獲得数を数えることができました。

５　まとめ

いろいろな条件下における、値の数の数え方について解説しましたが、いかがだったでしょうか？

COUNTA関数、COUNTIF関数は簡単な式で比較的覚えやすい関数ですが、意外に知らない人が多い印象を受けます。私も昔はこの関数の存在を知らずにひとつずつ数えたこともありました。

比較的簡単な関数なのでこのブログを踏まえて実践し、なるべく早く習得できることを願っております。