サッカー日本代表：歴代最強チーム（11位 1997-98岡田ジャパン）

Last Updated on 2023年12月20日 by ピントゥリッキオ

このブログでは、サッカー日本代表チームが、初めてワールドカップに出場した１９９８年から直近の２０２３年までの日本代表の最強チームのうち１１位の１９９８ー９７岡田ジャパンについて解説します。

日本代表の歴代チームの最強ランキングについてまとめていますのでまずはそちらもご覧ください！

　　・サッカー日本代表歴代最強チームランキン

日本代表の歴代得点ランキングについてもまとめてますので是非ご確認ください(^^)

　　・サッカー日本代表：歴代得点ランキングまとめ

サッカー日本代表とは？

日本サッカー協会（JFA）によって編成される日本の男子サッカーのナショナルチームです。呼称は様々で、A代表やフル代表、サムライブルーなどと呼ばれます。

年齢制限のないA代表以外にも、年齢制限のあるカテゴリーとしてU２３、U19、U17代表などもあります。A代表での一番大きい大会はワールドカップとなりますが、ワールドカップはU19、U17など年齢ごとのカテゴリーの大会もあります。またオリンピックは23歳以下という制限があるため、U23代表で臨む大会となります。

日本代表はワールドカップに過去７回出場しています。１９９８年に初めてワールドカップに出て以降は、アジア予選を勝ち抜き、全体会に出場しています。最高成績はベスト16（２００２年、２０１０年、２０１８年、２０２２年）です。

年齢別のワールドカップでの過去最高成績ですが、１９９９年に小野、高原、稲本、本山等のゴールデンエージを要したU20ワールドカップでなんと準優勝に輝いています。

11位　1997-98岡田ジャパン　最強フォーメーション

筆者が考える1997-98岡田ジャパンの最強フォーメーションは以下のとおりです！

岡田監督は、加茂監督がワールドカップ最終予選での成績不振により解任され、１９９７年にコーチから昇格しました。

その後、ワールドカップ最終予選を死にものぐるいで闘いぬき、プレーオフでイランを破り、日本代表が初めてのワールドカップ行きを果たしました。

採用するフォーメーションは、３バックと４バックがありますが、ワールドカップを戦った３−５−２としました。

戦術面は基本的に守備はマンツーマンなので１対１が強いDFが選ばれています。

当時の試合を見ると分かりますが、ラインコントロールやコンパクトな守備などは皆無でしたがこのマンツーマンは強豪相手にもよく機能しました。

ただしコンパクトではなかったので攻撃時はボールをつなぐことはあまりできず、突破力のある両サイドからの攻撃が強みでした。

ただし中田にボールが入るとさすがのセンスで決定機を多く創設していましたが、当時の中山、城、呂比須、岡野などの決定力不足が目立ちました。

最先端のサッカースタイルではなかったもののワールドカップ３試合は決定力不足以外は善戦した部分もあったと思います。

同時に日本サッカーの将来的な発展を考えると、戦術面の再構築を考えさせられるものでした。

また中田、川口、小野、落選した中村俊輔のようにこれまでとは異質なレベルで将来に期待できる若手が現れた希望にも満ちていました。

そしてこのチーム最大のポイントは「キングカズの落選」でした。

カズのあの頃のコンディションでは仕方がないと思う部分もありましたが、やはり何かやってくれたんじゃないかという期待は捨て切れませんでした。

なので、個人的には城にもう少し活躍をしてほしいところではありました。

岡田ジャパンの評価

岡田ジャパンを再開の１１位と評価したのは、単純に世界と比べた時の選手層、戦術面ともにまだまだ差が大きかったからです。

ただし全てはここからスタートしました。

あのプレーオフで岡野がワールドカップ勝ち取るゴールを決めてなかったら、、、

ワールドカップで世界の強豪と真剣勝負で力の差を見せつけられていなければ、、、

そしてカズがワールドカップ落選していなければ、、、

ワールドカップのプレーを評価されて中田がペルージャにいってなかったら、、、

間違いなく日本サッカーの発展の速度は変わっていたでしょう。

ですので１１位ではありますが、このチームが全てのスタートということで歴史上最もといっても過言ではない歴史を残したチームです。

このチームを日本国民として誇りに思っています。

(おまけ)個人的名シーン

　・ワールドカップ最終予選の国立での韓国戦の山口のループシュート。泣きそうになりました。

　・ワールドカップ最終予選プレーオフイラン戦、延長で決定機外しまくっていた岡野のゴールデンゴール。ジョホールバルの歓喜。泣きました。