サッカー日本代表：歴代最強チーム（4位 1998-2002トルシエジャパン）

Last Updated on 2023年12月21日 by ピントゥリッキオ

このブログでは、サッカー日本代表チームが、初めてワールドカップに出場した１９９８年から直近の２０２３年までの日本代表の最強チームのうち４位の１９９８ー０２トルシエジャパンについて解説します。

日本代表の歴代チームの最強ランキングについてまとめていますのでまずはそちらもご覧ください！

　　・サッカー日本代表歴代最強チームランキング

あわせて日本代表の歴代得点ランキングについてもまとめてますので是非ご確認ください(^^)

　　・サッカー日本代表：歴代得点ランキングまとめ

サッカー日本代表とは？

日本サッカー協会（JFA）によって編成される日本の男子サッカーのナショナルチームです。呼称は様々で、A代表やフル代表、サムライブルーなどと呼ばれます。

年齢制限のないA代表以外にも、年齢制限のあるカテゴリーとしてU２３、U19、U17代表などもあります。A代表での一番大きい大会はワールドカップとなりますが、ワールドカップはU19、U17など年齢ごとのカテゴリーの大会もあります。またオリンピックは23歳以下という制限があるため、U23代表で臨む大会となります。

日本代表はワールドカップに過去７回出場しています。１９９８年に初めてワールドカップに出て以降は、アジア予選を勝ち抜き、全体会に出場しています。最高成績はベスト16（２００２年、２０１０年、２０１８年、２０２２年）です。

年齢別のワールドカップでの過去最高成績ですが、１９９９年に小野、高原、稲本、本山等のゴールデンエージを要したU20ワールドカップでなんと準優勝に輝いています。

4位　1998-02トルシエジャパン　最強フォーメーション

筆者が考える1998-02トルシエジャパンの最強フォーメーションは以下のとおりです！

やはり日韓ワールドカップのメンバーが中心となります。監督は、フィリップトルシエ監督で、代名詞はフラット3。最終ラインをコントロールしてオフサイドトラップをかけたりチームをコンパクトにして攻守に連動したりと、これまでの日本代表にはない、本格的な最先端な戦術でした。

98ワールドカップ惨敗後に就任したトルシエはアンダー世代、オリンピック世代の代表も率いました。この効果は絶大だったと言えます。

当時のアンダー世代、オリンピック世代というと豊富なタレント揃いでした。

中田、中村、高原、小野、本山、稲本、小笠原中田浩二、、、挙げればキリがないほどの豪華なタレントがいました。

そんなタレント達により99年のU20ワールドカップは準優勝、00年のオリンピックは、決勝トーナメント進出と数々の偉業をトルシエと共に成し遂げました。

そんなタレント豊富な世代の監督も兼務することで、必然的にA代表にも早く招集される若手が多く、若い力強い代表を早い段階で確立していきました。

採用するフォーメーションは、３−５−２、前述のフラット3です。

戦術は3バックですが、実際は4バックのような展開も多くありました。WBとして中盤左サイドの小野は実質は前線の選手、そして右サイドの明神がサイドバックの位置に下がることも多く、状況に応じて戦術を変えられるシステムも持ち合わせていました。

こうした若くて勢いがあり戦術も持ち合わせたチームで日韓ワールドカップにのぞみました。

結果は初の16強進出と歴史的なものになり日本中がお祭り騒ぎ！！

トルシエの戦術、各世代を率いた実績、そして規律を重視する性格、その全てがもたらした結果といえますね！

トルシエジャパンの評価

トルシエジャパンを４位と評価したのは、まずはやはり大会の成績です。W杯16強、オリンピック8強、U20ワールドカップ準優勝、アジアカップ優勝。。当時の日本サッカーが急成長してるのを肌で感じました。

そして絶対的なタレント力です。当時中田英寿はあのトッティとポジション争いをしてました。また小野、稲本、高原、西澤なども海外に移籍し、今までにないほどにタレント力がみるみる上がっていました。

日韓ワールドカップは本当にいいメンバーが揃ってました。

特に個人的には戸田が1番かえが効かない選手だったと思います。

ベンチワーク等も含め、最高の代表チームだったと思います。

(おまけ)個人的名シーン

・アジアカップ俊輔→名波のボレー

・フランスに0-5敗退。。サンドニの悲劇

・コンフェデ準優勝。準決勝オーストラリア戦中田、小野の口じゃんけんからの中田のFKゴール＆ガッツポーズ

・イタリア戦、稲本のボール奪取(相手カンナバーロ)からの柳沢ビューティフルボレー

・ワールドカップ初の勝点ベルギー戦！

・ワールドカップ初の勝利ロシア戦！！

・ワールドカップ初の１６強進出！！！

・６月の勝利の歌を忘れない。泣きました。