AFCアジアカップ:歴代得点ランキングまとめ
Last Updated on 2024年1月16日 by ピントゥリッキオ
このブログではAFCアジアカップの歴代得点ランキングについて紹介いたします。
なおAFCアジアカップの歴代優勝国については以下のブログにて記載してますので是非ご覧ください(^^)
また各国のリーグの得点王関係のランキングについても以下で随時更新しますので、是非ご覧ください!
・リーグアン:歴代得点ランキングまとめ
AFCアジアカップとは?
AFCアジアカップは、アジアサッカー連盟であるAFCが主催する大会です。アジア地域を対象とした各国のナショナルチームにより地域ナンバーワンを決めるための国際大会です。
第一回大会は1956年に香港で開催されました。開催期間が4年ごととなっております。
また2015年までFIFAが開催していた世界の各大陸・地域の優勝国が集まり優勝を競う大会であるFIFAコンフェデレーションズカップという大会があったのですが、AFCアジアカップの優勝チームはこのコンフェデレーションズカップへの出場権が与えられていました。
残念ながら今はコンフェデレーションズカップは大会自体が廃止となってしまいましたが、優勝することで世界各国の強豪と対決できる経験を得ることができるものでした。
大会は4年に1回開催されます。その他大会概要は下表のとおりです。
開始した年 | 1956年 |
主催 | AFC |
参加チーム(2024) | 24チーム |
対象地域 | アジア |
前回優勝 | カタール |
最多優勝 | 日本(4回) |
日本の最高成績 | 優勝(1992、2000、2004、2011) |
AFCアジアカップの魅力!
筆者が考えるAFCアジアカップの日本人としての魅力の1つ目は、ワールドカップと違い、常に優勝国として参加することだと思います。
ワールドカップの場合、日本は最高成績がベスト16であり、まだまだチャレンジャーです。しかしAFCアジアカップにおいては、日本は最多優勝回数を誇る超強豪国です。時には対戦国は日本を相手にすると超守備的な布陣で挑んでくることもあります。このように真剣勝負の場で、強豪国としてのプレッシャーを背負うことや、引いた相手をどう崩すかなど、ワールドカップとはまた違った緊張感や戦術を楽しむことができます。
2つ目の魅力は、数多くのドラマが生まれることです。
これは良い面、悪い面ある話ですが、アジアカップでは、会場のピッチコンディション、主審の質、また気候等の問題など、様々なところでワールドカップと比較すると質が落ちると言わざるを得ません。
特に一時期は「中東の笛」という言葉もあったように、中等と闘う際に日本に不利なジャッジも数多く見てきました。
もちろんこんなことは無い方がいいのですが、過去の日本代表はこうしたことにも負けず今までも数多くのギリギリの闘いを制してきました。
数的不利になり、ロスタイムでの逆転なども数多くありました。そして2004大会ヨルダン戦のPK戦も劣悪なピッチに悩まされ、まともにボールがけれず日本が敗退濃厚でしたが、GKの川口能活選手が神になり日本を救いその後優勝したこともありました。
このように決していいことでは無いですが、必ず大会を通じ何か不測の事態が生じます。そこで日本代表がどのように乗り越えその先にどのようなドラマがあるかも期待していきたいと思います。
①歴代得点王一覧
AFCアジアカップの歴代得点王の一覧になります。
大会 | 選手 | 国 | 得点数 |
1956年香港大会 | ナフーム・シュテルマッハ | イスラエル | 4 |
1960年韓国大会 | チョ・ユノク | 韓国 | 4 |
1964年イスラエル大会 | インダー・シン | イラン | 4 |
モルデハイ・シュピーグラー | イスラエル | ||
1968年イラン大会 | ホマーユーン・ベフザーディー | イラン | 4 |
モシェ・ロマーノ | イスラエル | ||
ギオラ・シュピーゲル | イスラエル | ||
1972年タイ大会 | ホセイン・キャラーニー | イラン | 5 |
1976年イラン大会 | ゴラームホセイン・マズローミー | イラン | 3 |
ナーセル・ノーラーイー | イラン | ||
ファトヒー・カミール | クウェート | ||
1980年クウェート大会 | ベフターシュ・ファリーバー | イラン | 7 |
チェ・スンホ | 韓国 | ||
1984年シンガポール大会 | カ・シュウゼン | 中国 | 3 |
ナーセル・モハンマドハーニー | イラン | ||
シャーフロフ・バヤーニー | イラン | ||
1988年カタール大会 | イ・ドングク | 韓国 | 3 |
1992年日本大会 | ファハド・アル=ビースィー | サウジアラビア | 3 |
1996年UAE大会 | アリ・ダエイ | イラン | 8 |
2000年レバノン大会 | イ・テホ | 韓国 | 6 |
2004年中国大会 | アラ・フバイル | バーレーン | 5 |
アリ・カリミ | イラン | ||
2007年インドネシア/マレーシア/タイ/ベトナム大会 | 高原直泰 | 日本 | 4 |
ヤセル・アル=カフタニ | サウジアラビア | ||
ユニス・マフムード | イラク | ||
2011年カタール大会 | ク・ジャチョル | 韓国 | 5 |
2015年オーストラリア大会 | アリー・マブフート | UAE | 5 |
2019年UAE大会 | アルモエズ・アリ | カタール | 9 |
日本は歴代最多の優勝を誇っていますが、意外にも得点王を獲得したのは2007年の高原のみでした。しかも4点と少しさみしい数字です。
その他の選手を見てみましょう、、、、、うん、知らない選手が多い笑
と、大変失礼なことを言ってしまいましたが、その中でもイランのダエイ選手は日本人なら誰しもが知っているのではないでしょうか? アジアのFWだと歴代ナンバーワンの印象が強い選手です。
その他もカリミ、イ・テホ、クジャチョルなんかも馴染みの深い選手ですね!
2024大会は是非日本人に得点王を取ってもらいたいものです。
②得点王獲得回数ランキング
続いては選手別のわーるどか得点王の獲得回数を見てみましょう。
、、、といいたいところでしたが、
複数回得点王となった選手はいません!
驚きもありますが4年に1回の大会であればそうですよね、と納得する部分もあります。
③歴代通算得点ランキング
さあ!それではいよいよ歴代通算得点王を見ていきましょう!
順位 | 選手名 | 得点数 |
---|---|---|
1 | アリ・ダエイ(イラン) | 14 |
2 | イ・ドングク(韓国) | 10 |
3 | 高原直泰(日本) | 9 |
アリー・マブフート(UAE) | ||
アルモエズ・アリ(カタール) | ||
5 | ジャーシム・アル・フウェイディ(クウェート) | 8 |
ユニス・マフムード(イラク) | ||
7 | ホセイン・キャラーニー(イラン) | 7 |
ベフターシュ・ファリーバー(イラン) | ||
チェ・スンホ(韓国) | ||
ファイサル・アル=ダヒル(クウェート) |
やはりイランのダエイ、強し!!! クリスティアーノ・ロナウドがナショナルチームの通算得点数を更新するまで、世界一位だったのがこの人。いくら弱小のアジア相手だからといっても並大抵の成績ではありません。そんなダエイはアジアカップでもしっかり結果を残していました。
また我らが日本からは高原が9得点でランクインしています。
今振り返ってみても近年の日本代表で一番CFの印象が強いのはやはり高原です。
今の日本代表はCFのみならず2列目も得点量産できる選手がいますので、2024大会での日本代表に期待しましょう!
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